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黒木国昭の世界

国際展覧会

「〜悠久の時を超えて〜 ガラス生誕・オリエント文化と和が奏でる美」について

「美しいもの」

それはいつ、どこで見ても、やはり「美しいもの」である。
たとえそれが遠い異国の地であろうと、全くの異文化の中であったとしても。
「美しいもの」は人々の視線を集束し、人々の感性を操り、
人々の記憶を魅了し続ける。

日本の美≠ガラスで体現する黒木の作品が、
初めて中東諸国にて展示されたのは2016年3月。

場所はアラブ首長国連邦 ドバイ首長国 ラッフルズドバイ最上階にある
日本料理店「TOMO」。
レセプションには駐UAE日本国大使をはじめ、駐ドバイ日本国総領事、
インドネシア・カナダなど、各国の要人も参加し盛大にとり行われた。
近年のめざましい経済発展のイメージが色濃いドバイを含むUAE地域において、
ギリシャ・オリエントが混成した古代ヘレニズム文化期における 吹きガラスの故郷
ともされる聖地であることはあまり知られていない。
紀元前から現代に至るまでの永遠にも等しいその悠久の時の中で、
日本美の原点、江戸琳派の世界観が、ガラス素材を介し、
そして現代に生きる匠の技をもって国境を超え、
時間軸をも超えた融合を見せたのである。

会場に訪れた人々からは、感嘆の声と共に美しい日本文化への
理解と敬愛を込めた称賛の言葉が異口同音に生まれ出た。

こうして日本と中東諸国との芸術文化の交流を成した黒木であったが、
展覧会最終日のNHKドバイ取材対応の中で発した言葉は、
驚きと同時に不思議に合点がいく発言でもあった。

「ガラス発祥のここ中東の地で、
まだまだガラスを勉強させてもらいたいですね。」

ガラス人生半世紀を超えた熟達の匠から出た言葉。
高位に留まらない黒木ガラスの「進化し続ける美しさ」には、
誰も知らない秘密など何も無いのだ。
そこにあるのは生涯を賭けたガラスへの純粋な愛情と一途な情熱だけであった。

そして、目を疑うほどの壮麗なドバイの夜景をバックグラウンドに、
煌びやかに輝くその作品は、中東ドバイの異文化の中においてもやはり

「美しいもの」であった。